さらば友よ、また会おう。 Au revoir Piero. A bientot.

「サヨナラは言わない」は格好いいけど、本当はちゃんとさようなら、ありがとう、また会おう、と言って別れたかったので、見送りにも行けないことを申し訳なく思っている。

 

でも、無常という日本的美学も彼ならわかってくれるはず。

道を歩いていて、ふと木陰に隠れるように別れること。そして年月を経て、ふと木陰から顔を出すように再会し、隔てなどないように話の続きをはじめること。そんな人間関係を築いていきたい。たとえ別れが永遠のものであったとしても。

それが無常だと思う。

 

EDAYAで3ヶ月間活躍してくれたフランス人インターン、ピエール君が明日、帰仏する。

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羽田空港に来日を迎えに行った日から、オーガニックライフヨガ、エシカルファッションカレッジ、メロンパンフェスティバル、そしてEDAYA JOURNEY展と、ピエール君とはひたすら一緒にイベントをやりまくった。

休みのたびに二人で店員やってんじゃないか・・・と思ったこともあった。

この春のさまざまなチャレンジは、彼がいなければ成り立たないようなものばかりだったので、感謝としか言いようがない。

 

そもそもが優秀な学生で、日本での実地のマーケティング経験を積むために来たピエール君と、言語ちゃらんぽらんなまま交わす話は楽しく、意外なヒントもあった。

(フランスじゃイヤリングをしている人なんていない、って話題は一番面白かった。)

 

謙虚で剽軽な性格だけど、自分自身の成し遂げたいことの芯の強さを感じさせてくれて(気合で日本に来て、さらにEDAYAというよ~わからんプロジェクトの一員になるなんて並大抵ではできない・・)、さらに労を惜しまないという、まさにナイスガイがメンバーに加わってくれたことは、EDAYAとして無上の喜びだったし、そんな友人ができたことは僕個人としても幸せだった。

 

ちょっとダメ外人風にキャバクラ行きたいとか言い出したあたり、やや疑問符もあるが・・。

 

フランスに帰国しても、EDAYAがヨーロッパでもっと展開でいく施策とか、やってもらいたいことは山ほどある。ちょっとスカイプで呼び出して、ってわけにはいかないけれど、これからも長く諸々の相談に乗ってほしいし、そんな助力はしてくれると信じている。

どこにいても仲間。

 

来年また来る、とか言ってもいるようだけど、きっと必ず再会しましょう。君と過ごした時間は、本当に楽しかったです。

 

ピエール君、さようなら、ありがとう、また会おう。