「EDAYAに関わってよかったこと(特にどういった点で自分の成長につながったか)/ もしくは悪かったことでも笑」

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人事・HR業界で仕事をし、若年者の就労支援事業を続けてきたなかで、疑問に思っていたのが「労働市場フェアトレードモデルは成り立つか?」ということでした。

 

EDAYAに加わったのは、山下さんがその問いに対して「それは選択の問題だと思う」という答えを絞り出してくれたからで、その答えを聞いて、もしかするとこのプロジェクトに関わっていれば、自分が知りたいこと、成したいことに近づけるんじゃないか、と思ったからです。

 

そこから、クラウドファンディング、店舗でのアクセサリー販売、さまざまなイベント、チーム作りなど、様々なことにかかわらせてもらいました。

 

少人数のスタートアップチームは、いつも手探りとチャレンジの連続です。

イベントの企画・運営も、登壇も、広報・PRも、商品開発やマーケティングも、ソーシャルセクターでの採用活動も、EDAYAに加わらなければ経験のできないストレッチアサインメントばかりで、お陰様で仕事の幅がずいぶんと広がりました。

 

この経験はビジネスセクターでの本業も大いに助けてくれています。常にチャレンジを求められるのは本業でも同じですが、そこにEDAYAで得た経験を活かすことで、自分のやりたい事業を作ることができています。

 

その中でも最も成長につながったのは、一番最初の「労働市場フェアトレードモデルは成り立つか?」という問いの答えへの道を作れた、ということになると思います。

EDAYAは、アクセサリーブランドという一面を持ちますが、全体をみればコミュニティデザインプロジェクトです。人と人、人と社会が関わり合いながら、相互にどう関係を築き、次代につないでいくか、がテーマだと思っています。

その中には、「働く」ということも入ってきます。

 

EDAYAにかかわるプロボノとしての働き方を自身で続けながら、周囲でともに活動する仲間を見ながら、一つのコミュニティに縛られることなく、セクターを越えながら自分のライフワークを見つけ、自律的なキャリアを選択していくあり方が、自分なりの答えだと思いいたりました。

 

現在は、EDAYAでの活動を続け、本業も続けながら、さらにそのようなパラレルキャリア・ハイブリッドキャリアについての講演なども行っております。

EDAYAが道筋をつけてくれた、大きな成長だと思います。

 

これからもEDAYAでは、思ってもみないチャレンジを続けることになるはずです。どのような経験ができるのか、とても楽しみに思っています。

 

EDAYAに関わって悪かったことは、正直にいうとありません。

ミーティングが飲まず食わずノンストップとか、仕事が無茶振り丸投げとか、いろいろ溜息をついているフリはしますが、そんなこともEDAYAの楽しみなので、満足しています。

 

それでも何かと考えると、毛玉かなぁ、と思います。

山下さんは一応アクセサリーブランドの代表なのに、毛玉つきのセーターを着ていて、その上でEDAYAにはモードとかファッションが分かるメンバーがいない・・と嘆くので、えーーって感じです。

ぜひ、毛玉のないセーターを着て人前にでていただきたい、と思う次第であります。