2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
まあよく燃えそうなタイトルだこと・・・、と思いながら釣られた。 中盤の宮崎駿論が本のヤマ場なんだろうけど、出だしのAKBについてが一番面白かった。 『反知性主義とファシズム』佐藤優・斎藤環(金曜日)。 学問に立脚して事象をとらえるということがコ…
モザンビークで医療系の活動をされている方の手記的な本。 『ひとりではじめたアフリカボランティア』栗山さやか(金の星社)。 リアリティある現地の話が多く、病気(HIV)と貧困に苦しむ人々の姿が描かれている。 しかしながらつくづく思うのは、レイプが…
食や農に興味ある方なら、興味をひかれるだろう本。 遺伝子組み換え種子の世界シェア90%。枯葉剤、除草剤、遺伝子組み換え大豆・トウモロコシ・綿花等々・・、非難も政府や学者との癒着話も黒い噂もテンコ盛りのバイオ科学企業モンサントのドキュメント。 …
【「わたし」と「社会」のリ・デザイン展】 「人は社会的動物である」といわれます。 ますます速く、全世界的に変わりゆく社会と、人はいかに向かい合うのか。社会の一員である主体的な「わたし」として、どのような関係性を築くのか。 そして、「生きやすい…
母の日に、母に感謝などしない。お母さんありがとうとか言わない。何も買わず、会いにも行かず、電話もしない。 「君君たり、臣臣たり、父父たり、子子たり」ということ、「親として・親らしさ、母として・母らしさ、子として・子らしさ」は役割のことであり…
これは良著。 『男性不況』の裏返しみたいな内容に、『「育休世代」のジレンマ』『ハウスワイフ2.0』『LEAN IN』といった最近の女性のライフスタイルについての興味深い本のエッセンスも加味しながら、なぜ働く女性の「数」は増えても「質」につながらないの…
紛争鉱物は、誰にも身近な問題である。携帯電話を持っていない人は、きっともうごくわずかだろうから。 コンゴで採掘される、スズ、タンタル、タングステン、金は、その手元の携帯電話に使われている、かもしれないからだ。誰もが、無罪ではいられない。 世…
花田清輝『復興期の精神』をぽつりぽつりと読んでいるが、それに近い諧謔と批評の刃を感じた。 『紋切型社会』武田砂鉄(朝日出版社) 書名の元ネタはフロベール『紋切型辞典』か。 社会に敷衍する紋切型な、思考を停止させて真綿のように同調を強いてくる言…
海老原さんというと採用のイメージが強くて、なんでマネジメントなの?って感じがしたけど、、リクルートでSPIとか教育制度とかを作り上げた大沢武志さんへの追悼もあって書かれた本、らしい。 『無理・無意味から職場を救う マネジメントの基礎理論』海老原…
五月病のピークはGW明けではなく、気候の変動が激しくなってときにメランコリックな雨も降る5月後半なんじゃないかなと思っている。20日過ぎくらい。 人事部等々会社の先輩は、GWを抜けて無事出社してきた新入社員の姿をみて一安心するけど、いえいえ心配な…
週刊ダイヤモンド『人事部の掟』。 ”伏魔殿ニッポンの人事部”なんて表現で、エリートの集まる政治性の強いブラックボックスという古色蒼然な書かれ方もしていて、社員のデータを収集してお座敷芸の駆け引きしているっていうワイドショー的な記事もあり、まだ…