パラレルキャリア講座:スパイダーマンと、仮面ライダードライブと、釣りバカ浜ちゃんと。
パラレルキャリア講座『自分らしく働く、パラレルキャリアという選択』でお話をしてきました。
参加者の方から、それぞれの働き方の現状とこれからへの模索の声も聴けて、参考になることも沢山。パラレルキャリアのイベントに登壇すると、みなさんの関心の高さを強く感じます。
今回、パラレルキャリアの実践例としてスパイダーマンを挙げてみました(写真で僕が指差してます)。
考えてみれば、ピーター・パーカー(スパイダーマン)は、フリーカメラマンという仕事に就きつつスパイダーマンをやっているので、パラレルキャリアと言えるかな、、と思います。
自作自演でスパイダーマンの写真を撮影して、カメラマンとして稼いでいるので、ライスワーク(カメラマン)とライフワーク(ヒーロー)が呼応しているハイブリッドキャリアなんでしょうか。。
こんな視点で、いろんなヒーローを見てみると面白いです。
スパイダーマンはフリーランス&ヒーローなのですが、クラーク・ケント(スーパーマン)はフルタイムの新聞記者&ヒーローなので、よりパラレルキャリアの実践例として参考になるかもしれません。
もっともクリプトン星人である彼は、パラレルキャリアを実践する人であれば誰もが苦慮するタイムマネジメントを、スーパーマンらしい圧倒的スピードで処理してしまうので、マネできないかな・・。
トニー・スターク(アイアンマン)やブルース・ウェイン(バットマン)は経営者なので、あんまり参考にならないかも。
・・さて、翻って日本。
ハヤタ隊員(ウルトラマン)やモロボシダン(ウルトラセブン)の考察は置いておき、興味深いのは現在放映中の仮面ライダードライブ。
主人公の泊進ノ介は、警察官でありつつ仮面ライダーなわけだが、前半は自分が仮面ライダーであることを隠してヒーロー業に従事していた。警察の仕事と、ヒーローの仕事を別途に行うので、いわばパラレルキャリアといえる。というか、ハイブリッドキャリアかな。
ところが、途中で正体がバレて(上司の鶴太郎が世間に公表して)、警察の仕事の一環で仮面ライダーをやるようになる(明確じゃないけど、そんな描写に見える)。
パラレルキャリアでやっていたことが、本業に組み込まれて一体化しちゃったパターンで、まぁこういうこともありますよねぇ。。。
そんなしょ~もない視点で仮面ライダーを見てみると、ちょっと可笑しかった。ちなみに、ちゃんとした職業を持つ仮面ライダーは久々、というか珍しいのだけど、ヒーローが何らかの職業に就いているアメリカと、ヒーローがほとんどプータローな日本との比較文化論って、成り立つものかな?
今日のセミナーの座談会で、パラレルキャリアの一例として『釣りバカ日誌』の浜ちゃんの話が出た。
確かに、釣りバカとしてのキャリア構築に邁進する浜ちゃんから、パラレルキャリアについて学ぶことは多い、、、かもしれない。。
恥ずかしながら、映画をちょこっと見たことがあるレベルなので、これはキチンと見てみないといけないな、、、と思ったのでした。。