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耽典籍 :そもそも男が女がと隔てることが旧弊的とはいわれつつ・・ 『男性漂流 男たちは何におびえているか』奥田祥子

男はつらいよ」というネタで、男性はマジョリティとされながらも「自殺の7割は男性。年代別では50代男性が最も多い。過労死のほとんどは男性。」(ハフポの吉田大樹さんの記事から)という話をしてるけど、まさにそのルポタージュ。

『男性漂流 男たちは何におびえているか』奥田祥子(講談社+α新書)。

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結婚、育児、介護、老い、仕事と、それぞれに男性という型にはまろうとして苦しむ人たちの姿が描かれている。

苦しいことがあった時、女性のほうが周囲に話して、どうすればいいかもがく傾向があると思い、男性は「男は黙ってじっと我慢の子」になっちゃうことが多いと思う。バイアスのある感覚値かもしれないけど。

定年したお父さんが自宅で男泣きしながら家族の前で、お前らのために耐え続けたんだ、、なんて言っちゃったり。

そういう姿勢を、「男らしい」と称賛するのはもうやめようよ、という世の中にもっとできたら。