SOIF 共同代表就任の所信表明

【僕にとってSOIFとは】

 

SOIFには、第3回から参加し、第4回からメンバーになりました。アイドルグループでいえば、2期生になります。

 

僕にとってのSOIFとは、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」です。

 

自分では知ることができなかった様々な世界とそこで奮闘する人々の姿を、SOIFという船に乗ってメンバーたちと見て回ることができる。さらに、ただ見るだけではなく寄付・社会投資を通じて、世界でチャレンジする人とヴァーチャルで一体化できる。それでも飽き足らなければ船を下りて、プロボノ的かかわりで自分も一緒に共闘できる。


見て回る世界はとても厳しいものばかりだけど、この船旅はとても意義深いエンターテイメント、まさに「大人の遊び」です。

 

そんな「参加可能型イッツ・ア・スモールワールドが定期的に行われる稀有な機会が、SOIFだと思っています。

 

社会活動は、長く続けることが何より大切です。

 

数年続いてきたSOIFも、これから継続していくことでの価値が産まれてくるフェーズだと思います。継続していくからこそできる、様々な世界とそこで奮闘する人々との協働と船旅に参加する人の増加を目指していくことで、「大人の遊び」はさらに意義深いもになっていくと思っています。

 

そんなSOIFを、僕は親愛なる船旅仲間のみなさんと引き継いで作って続けていきたいと思っています。

 

【代表に立候補した理由】

 

過去2回のSOIFで、登壇団体との窓口を担いました。

 

SOIFの価値をはかる大事な指標として、団体の方たちからどれほど信頼してもらい、その援けとなれたか、があると思います。団体の代表を打合せをするときに、メンバーという立ち位置ではやや心もとないというか、先方が僕と会ったときに安心できるのかな、という疑問がありました。

 

EDAYAその他のことを知っていただくことで、まずは僕を信頼していただくのですが、やはりSOIFとして責任ある立場で、団体さんに共感していること、サポートしたいと思っていること伝えて、登壇する前からSOIF全体が団体を応援していると感じていただきたいと思うようになりました。

 

そのために、代表となることで信頼感、ひいては発信力を強めていきたいと思い、立候補をしました。

 

【大人の遊び再発見とは】

 

大人とは年齢ではありません。

 

自分が社会とのつながりのなかで生きていて、様々な人と支えあって生きていることを知っている人が、大人だと思います。そんな大人の遊びとは、社会とのつながり方、人との支えあい方そのものを楽しむことではないでしょうか。

 

もちろん、単純に楽しい、面白いものではありません。

 

知っての通り、僕たちがお呼びする社会活動家のみなさんが直面しているのは、とても厳しくつらい社会の現実です。でもその現実に手練手管を尽くして一石を投じ続ける人の営みこそが美しく、真のエンターテイメントだと思います。

 

その真のエンターテイメントにみんなで相乗りする、先の言葉でいえば「参加可能型イッツ・ア・スモールワールドが「大人の遊び」だと思います。

 

それを再発見したい。

 

SOIFメンバーみんなと再発見したいという意味もありますが、それよりもまだその遊びに気づいていないたくさんの人たちとも一緒に再発見して、「大人の遊び」をする人を増やしていきたいなと思います。

 

【代表として取り組みたいこと】

 

2つあります。

 

1つ目は、メンバー増加です。単純な拡大路線というのとは異なりますが、やはり新メンバーを増やすこと、多様な船旅仲間を集めることは、登壇してくださる団体にもバラエティに富んだ支援ができる可能性が増していくことになるので、大切なことだと思います。もちろん社会投資額も増えますし。

 

年に2回開催となったことで継続参加によるリクルーティングが難しくなったのであれば、過去登壇者に協力をいただいてメンバー募集イベントをするなどの手もあります。そうやって、SOIFの活性化と発展を図っていきたいと思います。

 

2つ目は、過去登壇者との関係強化です。

 

もう相当数の団体が登壇してくださっているので、アラムナイのような仕組みも作れるかもしれません。また学生チームの押久保君が進めてくれているような取材や、もっと別の関わり方も、登壇後にできると思います。団体同士を横につなげることに、積極的になる手もあるでしょう。

 

そうやって、団体がSOIFと関わることのメリットをより強めていきたいと思います。

 

以上が、僕の所信表明です。要は、今までの仲間の縁も深めながら、新しい仲間を見つけていきたい、みたいな感じです。


よろしくお願いします。

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