備忘:20151113「しんとしたこころで」

2015年11月13日より。

 

今、一番聞きたい話。


メロンパンフェスティバルの“ひらめ”こと 平井 萌は、全右脳型人間であり、ビジョナリーすぎて素っ頓狂の極みであり、四次元に斜め上を行くような娘であり、要は抱腹絶倒の人だけど、深い悲しみを知っている人だと思う。

それは、人が生きる中での生老病死の悲しみ、という次元を超えて、より広く大きく時間と空間をとらえた、重く冥く冷たい、どうにもならないほど複雑な、逃れがたい悲しみを指す。

 

ひらめと話しをするのは、本当に楽しい。たくさん笑ってしまう。

 

そんなにたくさん笑えるのは、笑いの底に深い悲しみを湛えているから、それでも笑おうとしているから、だと思う。

 

絶望を知る者たちの笑いは、青い炎のように楽しい。

 

「世界で最も神さまに試練を与えられた国」に行ってきたという。そこでひらめがどのように物を見て(何を見て、ではなく)、どのように感じたのかを聞くことは、とても大切で、価値のあることだと思う。

 

イベントのTOP写真は、朝日か夕日に照らされた凪のような水面だった。センセーショナルにもできる話の内容を、静かで穏やかな写真で表現したひらめのこころを汲んで、しんとしたこころで話を聞こうと思う。

 

・・・とか言いながら、また笑えるんだろうなぁ・・・。

 

ぜひ聞きに来るべきです。