茨城の地名の、潮来とか水海道とかはまんま災害だろうと・・。あと稲葉村の水害が心配。
茨城は産まれただけの地、と言ってはいるが、本家も墓もあるし、祖父母と遊んだ野山もあるし、郷土愛はある。
東日本大震災の被災はあったが、人が暮らしやすい土地だと思う。ものの、水郷と言われ水害はある。水海道とか潮来とか、地名がそのまんま災害だよ・・。
小さいころ、夏のあいだ祖父母の家(水戸市千波山)にいたら那珂川が氾濫したことがあった。洪水で千波湖(偕楽園が面している湖)も溢れて大変だった。
ニュースで、避難しそこねて亡くなった方のことが報道されていて、中にファミコンのソフトを取りに帰って水に流された方がいた。失礼ながら、なんでそんな物のために命を、、と思ったが、今は何となく共感できる。
農機具や犬が心配で災害から逃げ遅れるのは理解できるが、時にはゲームソフトやマンガとかフィギュアとかが大切で命を落としてしまうというのも、人間なんじゃないかな。。異論はあるだろうけど。
心配なのは、この夏おとずれた稲葉村。
小山市と鹿沼市の間にあり、思川と黒川に挟まれた場所なので、まず水害にあっている。歩いていて、小川や水路が走る水の豊な土地だなと思ったけど、あれらがみんな溢れているのか・・・と思う。
昔の稲葉館といかわる寺社の床下が高くて忍者が潜めそうなので、何故だろうと思っていたが、要は水害対策のためだったのか。
夏に訪れた時に実りの前だった稲穂たちは、みんな駄目になってしまったのだろうか。農業というのはそういうものだとは知りつつ、ちょっと悲しい。