耽典籍:東大女子の章はなくてちょっと残念。『早稲女、女、男』柚木麻子(祥伝社文庫)

2012年に単行本が出たとき、ちょうど早稲女から、早稲女が早稲女として見られることのあれこれについての話を聞かされたので、ネタに買おうかな、、と思ったがパスしていた。

文庫本になったので購入。

 

『早稲女、女、男』柚木麻子祥伝社文庫)。

早稲女、女、男 (祥伝社文庫)

早稲女、女、男 (祥伝社文庫)

 

早稲田、立教、学習院慶應日本女子大、青学という大学の女子大生の恋愛模様の話。それぞれの類型をお楽しみください程度の内容かな、と。

・・・東大はない。

 

高田馬場に住み続けている者として早稲田の学生はず~っと見てるし、現役の学生も卒業生もたくさん知り合いがいるので、早稲女云々にも思うことあるけど、まぁいいや。

 

19歳の時に地元で飲んでいて一人が急性アル中になって救急車を呼んだとき、救急隊員から「君たち早稲田か?」と言われて「はい、すいません」と全力で早稲田に罪をなすりつけたのも、いい思い出、なはず・・。

 

東大女子の悲喜こもごもってものあって、よく聞かされていた(聞かされている)&間近に見てきた(見ている)のだけど、早稲田に劣らずネタは多い。

 

ところで、この本は早稲女にどのくらい売れたのかな??