耽典籍:六本木で働きたがる女子大生とつきあったことがあった。キャバクラで研修もやった。『キャバ嬢の社会学』北条かや (星海社新書)。

そういえば北条かやさんの1作目も面白くてFBに感想書いたな、、と思ったけど見つけ出すのに苦労した。検索性のためにも過去のものもブログに移すのが吉か。

以下、2014年4月18日。

 

キャバ嬢の社会学 (星海社新書)

キャバ嬢の社会学 (星海社新書)

 

 

 

僕の経歴でユニークだと思える仕事の一つに、キャバクラの黒服さんの接遇研修運営というものがあり、週2で六本木の超高級キャバクラに通っていた(営業時間前にね)のだが、そのときに参考になったのが、『女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?』三浦展 (光文社新書)。
女子大学生のなりたい職業にキャバクラ嬢が挙がったりしていた、その背景をよくとらえている本で目鱗だと思った。

最近出た、 『キャバ嬢の社会学』北条かや (星海社新書)は、よりフィールドワーク的で、キャバクラを語るときに見落とされがちな黒服さんの役割・立ち位置も書かれていて、三浦展本以来の良質キャ バクラ関連本だと思う。(いや、そんなにキャバクラ本を濫読してないけど。)

キャバクラというのは、「いまここの特別感」という刹那の感覚と劇場性を売っているのだと思う。一期一会という言葉が人気だったり。

そんなことを、「小悪魔ageha」のインフォレスト社が事業停止というニュースを聞きながら思ったりしたり。