耽典籍:トライセクター・リーダーの必要性と希少性には頷きつつ  『社会のために働く』藤沢烈(講談社)

高校の先輩ですね。中学もかな?

ユニークな社名(?)で、コンサルなんだかNPOなんだかよく分からない、そんな曖昧さをあえて狙っているんだろうと思っていた組織がどんな仕事をしているのか、興味深かった。

 

『社会のために働く』藤沢烈(講談社) 

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なんか人材業だなぁ・・と、人材業を長くやってきた身としては思う。

 

企業、官庁、NPOをブリッジしてプロジェクトを動かせるトライセクター・リーダーを求むという提唱は共感ができる。組織の中にタコツボ化してしまう人は多いけど、その組織を出てもセクターの中にムラ化してしまって終わりな人も多いので。
ソーシャルセクターで寄り集まって気炎を上げていても、ビジネスやパブリックの方に連携して落とし込んでいかないと、インパクトは産まれなかったりすると思うけど、なかなかできる人が少ない(と思う)。

 

ので、必然的にブリッジせざるをえないハイブリッドキャリアなどが望まれるんじゃないか、とか。