2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
自称、セゾンの末裔として、こういう本にはどうしても手が出てしまう。。。 『絶滅起業に学べ!』(大和書房) セゾンから、大映、虫プロ、鈴木商店、それに山一證券から満鉄まで、今は亡き企業の栄枯盛衰が書かれている。知らなかった企業もあり、へぇっと…
雑言。主観的な。 3月も末。卒業しました、社会人になりますという報告が入る。 起業しますという話も、ちらほらと聞くが、嘆息が多い。 自身の商品化ができていない、ただの営業代行。ビジネスモデルが陳腐。法人組織というリソースを道具として使えてない…
TICさんによるNPOの認知度についての調査。 ・20代男性が「NPOについて内容まで詳しく知っている」の率が高い (僕だったら自分でNPO作ったりしていないので、内容まで詳しく知っているという選択肢は選ぶの躊躇しちゃう) ・30代男性の「NPOのイメージが悪…
沈丁花に、より強く春を感じる。桜は、すでに来てしまった春の顕われであり、来年の桜はどこで見ることになるのか、予想のつかぬ人生を予想する花でしかない。春の花は、兆しの花、沈丁花がいい。 小学校6年生の3月は特別な時期で、子供たちの世界が別れに向…
若い友人たちは、日本でも首都でテロがあったことを知らない。 前世紀末には、震災があって、テロがあって、そしてエヴァンゲリオンの放送が始まった年があったのだ。1995年。 中学三年生の終業式といえば、それは卒業式であることが多いだろうが、中高一貫…
誰もが携帯電話をもっているのだから、もっと多くの人が紛争鉱物について興味を持ってもいいのではないか、と思うのは、価値観の押しつけなのだろう。エシカルケータイキャンペーンさんによる『エシカル連続講座vol. 3 公開質問状結果から考えるエシカルな鉱…
オフィス( ソーシャルインキュベーションオフィスSUMIDA)の先輩、Mekong blue( NPO法人ポレポレ)の 高橋 邦之さんによる、「これからのエシカルファッションを学ぶ ~カンボジア発 上質シルクストール MEKONG BLUEを題材に~」。 作り手であるカンボ…
ゲルタ・ポホリレという女性は戦争を撮るためにスペインへ向かい、戦争写真家ゲルダ・タローとなった。エンドレ・フリードマンは彼女を愛し、同じく戦争を撮るためにスペインに向かい、戦争写真家ロバート・キャパとなった。ゲルダ・タローは死に、残された…
ロバート・キャパの写真展には文脈があり、戦争(スペイン内戦、WWⅡ、そしてインドシナ戦争)→戦時下のつかの間の憩い(キスする兵士やゲー ムする兵士)→友人達(ヘミングウェイ、ピカソ、そしてゲルダ・タロー)→日本(けっこう日本の写真も多い)→平和な…
自分が1979年生まれでなければ興味をひかれなかったかもしれないが、昨今の世界を考えるに、現代の政治史・経済史・宗教史というか、地政学の流れを示してくれる本として面白かった。 『すべては1979年から始まった』 クリスチャン・カリル 草思社 ホメイニ…
「マインドフルネス」は最近組織開発とか企業研修とかでも話題となっている。ので仕事的にもそれなりに分かっておかないといけない。けど基本書がどれなのか、スピリチュアル系の本はあるけど、地に足のついたいい本はどれなのかなと思った。が、まあこれか…
浮気をしながら読み進めていたのでやっと読了。 『問いかける技術』エドガー・H・シャイン(英治出版)。 いかに真摯に相手の本質に寄り添う問いを生み出せるかをテーマとした、謙虚な(何度も謙虚に、という語がつかわれている)本。 人から人への問いとい…
「男はつらいよ」というネタで、男性はマジョリティとされながらも「自殺の7割は男性。年代別では50代男性が最も多い。過労死のほとんどは男性。」(ハフポの吉田大樹さんの記事から)という話をしてるけど、まさにそのルポタージュ。 『男性漂流 男たちは…
『復興期の精神』花田清輝 戦後文学を代表する文芸批評家の一人として知られる花田清輝の『復興期の精神』を、20年ぶりにひっぱり出してぽつりぽつりと読んでいる。 第二次世界大戦中を通して書きつづられた、ルネサンス期二十二人の素描だが、その華麗なレ…
箕曲在弘先生はかっこいい。 かつ、僕に「エシカル」という言葉を教えてくれたのが、ラオスのフェアトレードコーヒーを扱う学生団体FairTrade Drippack Projectのみんなだということを考えると、そのドリプロの先生である箕曲先生はある種の恩人ともいえる。…