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人権費。『ザ・トゥルー・コスト』を再見して。

エシカル男子日常

To2Bagのイベントで久しぶりに『ザ・トゥルー・コスト』を観て、ふと思ったこと。

 

一つは、分断が取り沙汰される現時点からは、映画の見方も変わってくるかということ。グローバル化が進み、世界がつながりあう中での経世済民の歪みに映画は迫るが、分断により世界がつながりにくくなるとしたら、何か変化はあるか。

 

日本の私が、スウェーデンの服屋で、バングラデシュで縫製された、インドの畑でアメリカの化学企業が作る種苗からとられた綿制の服を買う。それが自国優先を貫く分断により、どのような変容を見せるのか、見せないのか。いくつものシナリオが考えられるかと思う。

 

二つは、人権費。

 

非難されるような企業は、人件費がより安い国や地域へ進出をするのではなく、人権への配慮がより要されない国や地域を求めていく、といえるのかなと思った。映画の中で触れられているが、前に観たときはあまり留意しなかった。

 

人件費と、人権に配慮することによるコスト、いわば人権費は、ほぼ同じだけど違う。高い人件費(給料)を払ってくれても人権費は買い叩く企業もあるだろうし、その逆もあろう。

 

自然の資源を考えるときに環境への配慮を忘れてはいけないことと、人的資源(Human Resources)を考えるときに人権への配慮を忘れてはいけないことは同じだろう。人件費じゃなくて人権費という視点で、いろいろな企業を見てみるのも面白いかと思う。

 

といったことを徒然に思いつつ、映画上映イベントはなかなか盛況で大したものだと思った。To2Bagは僕もPC入れとして数年使っているけど、ソーシャルセクターでは持っている人と時々会って、おやあなたもですか、みたいな感じになる。一度、To2Bag使用者の集いみたいなことをやってみても面白いかも、、とかそんなことも思ったりしました。

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