耽典籍:週刊ダイヤモンド『人事部の掟』いや、人事はもっと科学的・論理的な技能だろう(だといいな。)

週刊ダイヤモンド『人事部の掟』。

 

”伏魔殿ニッポンの人事部”なんて表現で、エリートの集まる政治性の強いブラックボックスという古色蒼然な書かれ方もしていて、社員のデータを収集してお座敷芸の駆け引きしているっていうワイドショー的な記事もあり、まだこんな内容なのか、、とかちょっと思ったり。

まぁ、週刊誌的面白ネタに仕上げるにはしょうがないのか。。

 

とはいえ、「人事部のお仕事大図鑑」とか先進各社事例とかは使えたり参考になったりします。

 

しかしながら、人事というのは今やもっと論理的で科学的になっているはずだな、、と思いました。

人事はたとえば経理に比べて技術習得が必要ない(と思われている)ため参入障壁が低く、なんちゃってで人事になる人が多い。

粕取りベンチャーなんかに入社した新入社員が人事って肩書きを与えられて、摩耗使い捨て用の学生を仕入れる調達にいそしむことも多い。

若手が活躍できるベンチャーで一緒に頑張りましょうって。

 

しかし、本当にしっかり仕事をしている人事はもっと仕事を定義してそのための技能やキャリアパスを考えてという、科学的、論理的人事になっていると思います。

人事部という組織も、そのような作りになってきているところも増えているはず。

そういう話は、専門誌の領分なのでしょうかね。

 

で、、なんでこのタイミングで人事部特集なのかな?

稲葉 哲治さんの写真