自称、セゾンの末裔として、こういう本にはどうしても手が出てしまう。。。
『絶滅起業に学べ!』(大和書房)
セゾンから、大映、虫プロ、鈴木商店、それに山一證券から満鉄まで、今は亡き企業の栄枯盛衰が書かれている。知らなかった企業もあり、へぇっと思って面白かった。
とはいえ1社につきそんなにページ数は裂けないから、セゾンについてはな~んかあっさり表面的に思えて、堤清二さんに帰責して済ませてしまっていて、正直物足りない。セゾンのすばらしさと失敗については、『セゾンの挫折と再生』がいいと思う。
あと、絶滅企業といわれても、DNAは死んでいない。