エシカル男子日常:紛争鉱物持ってますか?コンゴとドットフランク法とエシカルケータイキャンペーン

誰もが携帯電話をもっているのだから、もっと多くの人が紛争鉱物について興味を持ってもいいのではないか、と思うのは、価値観の押しつけなのだろう。

エシカルケータイキャンペーンさんによる『エシカル連続講座vol. 3 公開質問状結果から考えるエシカルな鉱物・金属調達  ~ドッド・フランク法 紛争鉱物対応を超えて~』

ニコンさん、パナソニックさんの実践のお話が面白かった。

「ドットフランク法とは」とか、「コンゴの紛争鉱物とは」とかは置いておいて、、。


ドットフランク法によりサプライチェーンの監査が必要になり、それはかなり面倒なので、企業がコンゴの紛争地域からの調達を忌避してしまう。そうすると、武装勢力資金源などになっていない鉱山も立ちいかなくなり、失業が増える。一種の経済封鎖になってしまう。

それはドットフランク法を作ったような人々にとっても裏返しの効果なので、いかに企業の手間なくサプライチェーンのもとを辿り、公正な調達と経済循環ができるかが大事、みたいな話はなるほどなぁって思った。

エシカルというと、ファッション中心でスイーツ的などという人もいるけど、エシカルな調達という話題だと企業の人ばかりで、大手企業がビジネス的に重要な事項の一つとして真面目に取り組んでいるのがわかる。

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