浮気をしながら読み進めていたのでやっと読了。
『問いかける技術』エドガー・H・シャイン(英治出版)。
いかに真摯に相手の本質に寄り添う問いを生み出せるかをテーマとした、謙虚な(何度も謙虚に、という語がつかわれている)本。
人から人への問いというのも、ある種の「命がけの跳躍」であるということを思い出させる。
よくある「コンサルタントの質問技術」とか「コーチングの問いかけメソッド」みたいなものとは違います。
前提として「よりよく聞く」があり、そのために「よりよく問う」技術なのだと思う。が、この「よりよく聞く」がもう本当に難しいわけで、傾聴傾聴とか言いながらなかなか赤心で人の話しを聞けない。