鼻血講義で高校生に人事やダイバーシティやノーレイティングを話してきました

人事ってわかる?ときいてポカーンとされ、バイトしてる人は?ときいてシーンとし、知ってる大企業は?ときいて「よ、ヨドバシカメラ・・」と答えられて、完全に組み立てを間違えた(高校一年生は人事なんて知らないよね)、、と悟った前回のキャリア講義。 …

『学習する組織』とエシカル

アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)という読書法を用いた『学習する組織』の読書会を、高校の大先輩であり『ワールド・カフェをやろう』等の著者である大川さんが催されたので、喜び勇んで参加をしてきました。 『学習する組織』を読むのはは5年ぶりだっ…

ダンス舞台『nulde』とレギオンとダイバーシティ

レギオンとは一人でも大勢の悪魔だという。人にとりつき墓場に住まい裸で凶暴な自傷をつづけていた。イエスを畏れて人から離れ、二千頭もの豚にとりついて崖から落ちて湖で溺れ死んだと、 マルコによる福音書に記される。 飛澤初音さんが出演されるコンテン…

社会活動と加害性

痴漢についての対談で、男性みなが持つ加害性という話しに頷きながら考えたのが、社会活動と加害性について。社会活動は、雑にいえばいいこと、誰かのためになること。ではあるが、どんなにいいことでもそれで被害をこうむる人がいる。全ての人に善い、とい…

保毛尾田保毛男に思うこと

僕は筋道だってこの件を考察できる蓄積がないので、ただ思ったことを備忘的に ◆見ていないものを語ってはいけない。2次3次情報にもとづいて論評を行うことは控えるべきである。たとえ世の多勢が伝聞のみで人を非難していようと。 でもそのルールを破る方がよ…

SOIF 共同代表就任の所信表明

【僕にとってSOIFとは】 SOIFには、第3回から参加し、第4回からメンバーになりました。アイドルグループでいえば、2期生になります。 僕にとってのSOIFとは、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」です。 自分では知ることができなかった様々…

38歳のメンバー募集

8月になると誕生日が過ぎる。 不思議なもので、性別を選べる時代になっても誕生日は変えられないらしい。ただこれも時間の問題で、そのうち誕生日も自ら決められる日がくるのだろう。その時は生死も選択制になるのだろうか。 閑話休題、8月に38歳になった。 …

夢抱く粗忽娘、下里夢美/ソーシャルドリームコンテスト応援

2013年の初夏、渋谷西武の2階アクセサリー売り場で珍獣と会った。 下里夢美というその珍獣と僕は、EDAYAとR ethicalさんのアクセサリー販売の売り子として一緒のシフトに入っていた。僕も彼女も販売に不慣れで、通りかかるお客さんにおっかなびっくりしなが…

耽典籍:エシカルと仏教と自らを慈しむこと。『愛する』ティク・ナット・ハン(河出書房新社)

仏教哲学とエシカルはかなり近しく、中でもティク・ナット・ハンが説くインタービーイング(相即/相互共存)は本質と思えて幾冊か読んでいる。 初夏にでた新刊『愛する』は、題のとおり愛について平易な文章を集めた本で読みやすい。が、男女の愛はごく一部で…

耽典籍:U理論と、さまざまな個性と同じ時間を過ごすこと。『虹色のチョーク』小松成美さん(幻冬舎)

読みにくい、と意外にも思った。小松成美さんの本なのに。読む者を引き込み、一気呵成に取材対象のストーリーを追体験させる卓越した伝え手の本なのに、読みはじめてもスピード感をおぼえられず、戸惑った。 手探りをしながら書き進めているみたい。 そもそ…

耽典籍:極薄ガンダリウムの上で踊る太って老いたハムレットについて。『人類は絶滅を逃れられるのか』(ダイヤモンド社)

房総の先っぽまできて、『人類は絶滅を逃れられるのか』を読む。科学や人文学の碩学4人が「人類の未来は明るいか」について賛否に分かれて繰り広げたディベートの収録。 水掛け論的な展開があるので一人ひとりの論考には深い理解を選られないが、全体像を捉…

「紅い木のうた」Eri Liao Trio

台湾原住民タイヤル族出身で東大からコロンビア大学院に行き中退して帰国後ジャズシンガーとして活動中という、僕の同級生らしい謎キャリアのEri Liao(エリ リャオ)。 ついに、彼女のトリオのCD「紅い木のうた」(https://eriliao.jimdo.com/cd/)が発売さ…

耽典籍:読み書き企て夏休み。『チーズ・イン・コーベ』最果タヒ(Sunborn)

今日から夏休み。 最果タヒ『チーズ・イン・コーベ』は夏休みを前にした大学生が、周りとのズレを抱えるちょっと困った同級生と、実家の神戸に一緒に行くことをついつい約束してしまう会話をえがく散文。異物であることを悪びれず引き受ける同級生の少しの寂…

戦争について、20170806

戦争について。小学生のとき、絵に描いたようなガキ大将がいた。江戸時代から続く染物(江戸小紋)職人の次男坊だった。江戸っ子とは、彼によると三代にわたり江戸産まれでないと自称できないらしい。彼のお父さんは戦争のせいで疎開先の長野で産まれた。「だ…

Chérie COCO 川口莉穂さんとの対談イベントを終えて(後編:川口莉穂さんのこと)

承前 tetsuji178.hatenablog.com というわけで、川口莉穂さんのこと。 自分の振り返りとして、今回の対談イベントはぎりぎり平均点だった。それは僕が病み上がりで頭が冴えていなかったからではなく、川口さんの面白みを伝えるのは1時間という時間では難しか…

Chérie COCO 川口莉穂さんとの対談イベントを終えて(前編:対談という形式について)

昨日、アフリカ・ベナンの浴衣・小物ブランド「Chérie COCO(シェリーココ)」代表の川口莉穂さんと対談イベントを行ったのだけど、終わってからじわじわと「川口さんという方は面白いなぁ・・」という思いが強まってきたので、感想メモを書いてみる。 まず、…

ホモ デウス(Homo Deus)はTechの夢をみるか? Ethicの夢をみるか?

『サピエンス全史』で話題のユヴァル・ノア・ハラリ教授の新刊『ホモデウス(Homo Deus)』のDVDを見て、これからはTechとEthicの距離がずーっと縮まっていくんだろうなと思った。 新刊をテーマにした講演を収録したもので、『ホモデウス』のエッセンスが1時間…

はぐくみあうこと

Facebookの「過去のこの日」によれば4年前、2013年6月22日は「食文化シリーズ第2弾!~マレーシア料理から学ぶ「ハラル食」~」というイベントを開催していた。 管理栄養士のみんなと各国の料理を食べながらその文化に詳しい人の話しを聞くという、連続もの…

影響を受けた本を聞かれ・・

誰よりも僕の秘密を知る女性がおり、彼女と四方山話をするなかで影響を受けた本は?と聞かれて、ふと出てきた3冊。 ・『高杉晋作―幕末をかけぬけた男 』(講談社 火の鳥伝記文庫):小学校 ・『哀愁の町に霧が降るのだ』椎名誠 (新潮文庫):中学校 ・『富士』 …

寄り添うこと:SOIF

人びとが見落としていたり、手を伸ばせないでいる「もの」「こと」を、社会のフロンティアと呼ぶのだろう。そんなフロンティアで創意工夫を凝らす人を、ソーシャルイノベーターと呼ぶのだろう。 ソーシャルイノベーターと知り合い、活動に触れるイベントが、…

父の日に

父の日に父に感謝することといえば、父の日に「お父さんありがとう」などと言わなくていい家族であることか。逆説的だけど、同調やお仕着せの感謝など知らん。 しかしながら、僕が中退したときに非難せず、じゃあこれからどうすると先の話しをした父は、まあ…

耽典籍:自分を慈しむための魅力。『魅力の正体』池原真佐子さん(大和書房)

自信をもてと言ってみても、自信はサプリメントで補えない。毛布をもてば安心できるかもしれないが、知恵あるライナスだって自信があるようには見えない。というかライナスは自信がないタイプだろう。 「自信がないんです」と相談してくるのは女性が多い。日…

プレミアムフライデープロボノはいかが?

今週金曜日はまたプレミアムフライデーだそうで、そろそろ定着しつつあるのかな、先細らないで広がっていくといいな、とは思う。 ただプレミアムフライデーについて少し違和感があって、それは消費(買って費やすただの消費)にばかり結び付けられている気が…

耽典籍:潜在化してこびりついたジェンダーギャップ解消のために。『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(河出書房新社)

ナイジェリアの作家、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェのTEDxトークにもとづく本書は、ジェンダーによる差別が横行する社会より、それが潜在化してこびりついてしまった社会により意味を持つ。 ジェンダーギャップ指数が世界111位の日本のような。 社会で…

生産性を下げよう

人事イベントで、生産性についての示唆が2つあった。 一つは、生産性とは、働く人が機嫌よく仕事オモシロいなぁと感じて働く度合いでいいのかな、ということ。それを企業の業績に連動させることは経営やマネジメントの領分で、それを戦略人事というのだろう…

ニートな日からの10年。『俺たちの仮面ライダーシリーズ 電王 10th ANNIVERSARY』

仮面ライダー電王が10周年ということでムックが出ており、つい買ってしまった。 10年前は人生のどん底で、世間から逃避したニートからようやくコンビニのにーちゃんのフリーターへ社会復帰しだした頃だった。 毎週日曜日の朝は、朝食を買ってつきあっていた…

縁結びの国のエシカル

縁もゆかりもない土地で、縁もゆかりもない人たちと、縁もゆかりもない国で作られた服を着る。島根でのエシカルファッションショーを、そんな風にいうこともできるだろう。 正直なところ、僕自身ずっと腑に落ちないことがあった。なぜ島根なのか。僕たちがわ…

島根での「エシカルファッションショー ~水の国ランウェイ~」まであと数日!

島根でエシカルファッションショーをやりたい、と柚木理雄さんから話されたのが昨年の秋。え~っと思って、だって島根だし、ファッションショーって楽しいけど大変だし、正直あまり乗り気ではありませんでした。 仮にやるなら、企画力実行力があってエシカル…

ラナ・プラザの後でファッションを語らないのは野蛮か

GWに島根県でエシカルファッションショーをやることとなり、コレクションの動画などをよく見ている。思うのは、ファッションと文学は似ているな、、ということ。 アダムとイブが手にしたイチジクの葉以来、人は服をまとい続けている。地域や時代による違いは…

20年目の『終わりと始まり』

一番好きな詩集、ポーランドのノーベル賞詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカの『終わりと始まり』。人に勧めたのを期にまた手にしているけど、97年の初版だからもう20年も読み続けていることになる。 戦争の悲惨があった土地名を連ねながら、それでもその上に人…